屋根塗装の「中塗り」とは?上塗りとの違いや遮熱・耐久性を引き出す重要役割を解説!
2026.09.25 (Fri) 更新

「屋根塗装の見積書を取ったら『下塗り・中塗り・上塗り』の3回塗りになっている」
「中塗りと上塗りは同じ塗料を使うの?1回塗るだけじゃダメなの?」
屋根塗装を検討する際、このような疑問を持たれる方は少なくありません。
屋根は一年中、直射日光(紫外線)や雨風、台風、暑さ・寒さなどの過酷な環境に晒され続けている場所です。
下塗りで下地を補強した後に施工する「中塗り(仕上げ1回目)」は、屋根を守る強い塗膜(とまく)を作り出し、本来の耐久性や遮熱性を発揮させるための極めて重要な工程です。
この記事では、屋根塗装における中塗りの役割や上塗りとの違い、施工時に注意すべきプロのこだわりについて分かりやすく解説します!
1. なぜ重要?屋根塗装で「中塗り」を行う3つの役割
下塗りで接着力を高めた後、なぜ仕上げ塗料を2回(中塗り・上塗り)に分けて塗るのでしょうか?それには屋根ならではの明確な理由があります。
① 屋根を守る「規定の膜厚(塗膜の厚み)」を作り出す
塗料は1回塗っただけでは、過酷な屋根の環境に耐えられる厚みがつきません。薄い塗膜のまま放置すると、太陽の紫外線によってわずか数年で色あせや劣化が始まってしまいます。
中張りと上塗りの2段階で重ね塗りすることで、塗料メーカーが指定する「正しい塗膜の厚み(膜厚)」を作り出し、10年〜15年と長持ちする耐久性を生み出します。
② 遮熱性や防水性など「塗料の機能」を最大限に引き出す
近年の屋根塗装で人気の「遮熱塗料」や「フッ素・無機塗料」などは、適切な厚みで塗ることで初めてその性能を発揮します。中塗りをしっかりと施工することで、夏の室内温度上昇を抑える遮熱効果や、高い防水性がしっかりと確保されます。
③ 塗りムラ・掠れ・塗り残しを無くし、均一な土台を作る
下塗り後の屋根には、まだ下地の色や補修跡が透けて見える状態です。
中塗りを塗布することで下地を綺麗に隠し、平滑な表面を作ります。これにより、最終的な上塗りを重ねた際にムラのない深みのある美しいカラーとツヤが生まれます。
2. 「中塗り」と「上塗り」の違いとは?
屋根塗装において、「中塗り」と「上塗り」では原則として同じ仕上げ塗料を使用します。
違いは施工する「順番」と「目的」にあります。
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中塗り(仕上げ1回目):
下地を隠し、耐久性や遮熱性能に必要な「塗膜の厚み(膜厚)」の土台を作ることが目的。
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上塗り(仕上げ2回目):
中塗りの上にさらに重ね塗りし、耐久性・防水性を完璧な状態に高めると同時に、ツヤや美観を完成させる最終仕上げ。
※現場や見積書によっては、中塗りを「上塗り1回目」、上塗りを「上塗り2回目」と表記する場合もあります。
3. 屋根の中塗り施工でプロがこだわる3つの注意点
屋根は地上からお客様の目が届きにくい場所だからこそ、施工品質を守るためのプロのこだわりが問われます。
① 厳格な「乾燥時間(インターバル)」の確保
屋根は夜露や朝露が付きやすく、気温の変化も激しい場所です。中塗りが完全に乾いていない状態で上塗りを重ねてしまうと、施工後に「塗膜の膨れ・剥がれ・ツヤ引け(ツヤが消える)」といった重大な施工不良につながります。季節や天候に応じた適切な乾燥時間を厳守することが鉄則です。
② 塗料の「希釈率(薄め具合)」を守る
屋根塗料は施工性や塗りやすさのために水やシンナーで薄めて使用しますが、規定以上に薄めすぎると、中塗りを塗っても十分な厚みがつきません。メーカーの仕様書通りに希釈率と塗布量を守って施工することが長持ちの秘訣です。
③ タスペーサー(縁切り)周辺の丁寧な施工
下塗り時に装着したスレート屋根の「タスペーサー(雨漏り防止の隙間用器具)」周辺も、塗料で目詰まりを起こさないよう確認しながら丁寧に塗り進めます。
まとめ:丁寧な中塗りが、10年後の屋根の差になる!
屋根塗装工事が完成すると、中塗りは上塗りに隠れて見えなくなってしまいます。
しかし、猛暑の太陽光や激しい雨風からご自宅を長年守り続けているのは、間違いなく丁寧に行われた「中塗り」の厚みです。
1工程ごとに規定の乾燥時間を置き、正しい希釈率で丁寧に重ね塗りしてくれる誠実な塗装業者を選ぶことが、屋根リフォームを成功させる鍵となります。
当社では、屋根の現地調査から下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを徹底し、施工写真も含めてお客様に安心をお届けしております。屋根の汚れや色あせが気になり始めたら、ぜひお気軽にご相談ください!



































