軒天(のきてん)とは外壁から外側に付き出した屋根の裏側の天井部分のことです。
軒裏とも呼ばれています。
軒天の役割としては、
・屋根の垂木(たるき)や野地板を隠す美観のため
・不燃材を使用し、火事の際に屋根裏の延焼を減少、防止するため
・有孔板(多数の穴が開いている板)や換気口から空気を取り入れ天井裏の結露やカビを防止する換気のため
があります。
このように軒天には建物にとって重要な役割がいくつもあるのですが、
軒天が劣化してしまった場合には早めに補修することが大切なのです。
劣化は、シミやはがれ、カビ、色褪せが見えたら他のところは問題ないとしても?
早めの補修を考えるときといえます。
外壁塗装する際に行えば費用は別途よりも安いです。
メンテナンスの方法は?
1.めくれ
新しい軒天へ張り替えを行ないます。
2.色褪せ・汚れ
塗装によるメンテナンスをします。
使用する塗料は、軒天の材料によって塗料をえらびます。
ケイ酸カルシウム板でできた軒天井材の場合、
外壁を何で塗っても軒天は、「カチオン系アクリル樹脂」で塗ります。
静電接着し、「結露」を防ぐことができます。軒裏専用塗料です。